涸沢は、上高地から穂高連峰に登る手前の中継地点にあります。
つまり、上高地に行く人はどこかで涸沢も行ってみようって
ことをかんがえていたりするということです。というか登山を
する人はいつかは涸沢ってのもいいんじゃない？そんなことを
考えているんです。そうなんです。

ただ、やはり登山というのは、非常に微妙というかスケジュールを
確保すればできるかというとそうでもないものです。なんといい
ますかやはり自然というものとどうやって付き合っていくか、ここが
登山をする上では非常に重要になってきます。自分が晴れて欲しいと
思っても決してはれるわけではありませんし、まさかと思う時に
雨が降ってきたり、霧というパターンもありますよね。

とまぁ小難しいことを書いては見ましたが、結構晴れるものです。
というかそういう心構えで行かないと、せっかくの休日に出かけても
雨などの悪天候で何もできなかったということがあった場合に
何か虚しいじゃないですか。そうならないためにも、自分の
メンタルヘルス的にも上高地から涸沢を目指すということ自体、
その計画を建てること自体に価値を感じておくほうがいいと思うのです。
計画を建てるということはそれなりに情報収集をするわけで、その中で
上高地の歴史だったり、涸沢の歴史だったり特徴だったりを調べる
わけです。そうすると何かそこに秘められている英知のようなものが
自分の体の中にも注入されて、きっと有意義なものになってくるのです。